【11月3日】文化の日はどんな日?いつから始まったのか簡単に解説!

田舎暮らし

2023年11月3日(金)は文化の日です。

今年は金・土・日と三連休。

すでにレジャーの予定を組んでいる方が多いかと思います。

昔から文化の日は「晴れの特異日」といわれ、晴天の出現率が高い日付。

まさに様々な文化活動を行うのにぴったりですね。

さて、そんな文化の日ですが、いったいどんな祝日なのでしょうか?

また、いつから始まったのでしょうか?

今回は、「文化の日」について深掘りしたいと思います。

「文化の日」とは

文化の日は国民の祝日のひとつ。

自由と平和を愛し、文化をすすめることを趣旨とする日です。

そのため、文化勲章・文化功労章の授与、各地で芸術祭などが行われます。

英語では「Culture Day」。

1946年11月3日に日本国憲法公布の日を記念して「文化の日」と定め、1947年5月3日の同憲法施行の日を「憲法記念日」としました。

1948年「祝日法」で公布・施行。

11月3日は明治天皇のお誕生日に当たり、以前は四大節のひとつとされていました。

辞書によっては文化の日を引くと「旧明治節」と記載があるのはこのためです。

「文化の日」は美術館が無料!?

「文化の日」は文化を推進する日。

11月には、お得なイベントがあります。

国内にある美術館・博物館、資料館などの文化施設が入場無料になる期間が設けられるのです。

全ての美術館・博物館にフリーで入れるわけではありませんが、多くの文化施設で特別な行われています。

例えば、東京なら東京国立近代美術館、東京国立博物館、国立西洋美術館、国立科学博物館など。

日程、期間は各施設によって異なりますが、11月3日当日のみ、2日から2週間ほどが一般的。

おでかけの際には文化施設の公式HP・X(旧Twitter)の情報を調べておきたいですね。

注意点は、入場無料なのは常設展であるというところ。

特別展は料金がかかりますので、忘れないでくださいね。

この機会に、普段は足を運ばない施設に入るのも楽しいもの。

思ってもみなかった趣味ができたり、未知のジャンルに出会ったり、新しい体験が待っているかもしれませんよ。

「文化の日」はどう過ごす?

チャンスを逃さず、気になっていた文化施設をめぐるのもいいですが、人混みが苦手という方はいらっしゃいますよね。

そんな方にはお家で文化的に過ごすのがおすすめです。

図書館で本を借りたり、DVDを見たり、絵画を鑑賞したり。

手芸やデッサンに挑戦するのもおもしろいですね。

文化の日の過ごし方 読書

気になって買った本を書棚に入れっぱなし、という方も多いのではないでしょうか。

ある調査によると成人の読書量は月1冊ほど。

年代別にみると小学生が一番多く月13冊程度、年齢を重ねると減る傾向にあります。

今年の文化の日は三連休ですから、まとまった読書ができそうですね。

文化の日の過ごし方 映画鑑賞

私が次におすすめしたいのが古い邦画鑑賞。

日本には多くのすぐれた映画監督がいます。

黒澤明が有名ですが、溝口健二、小津安二郎、今村昌平など。

海外で高く評価されていますね。

筆者の妹がフランスに滞在した時、フランスの友人が「ドズ」と熱く繰り返すのでなんだろうと思っていたら小津安二郎のことだった、と話していました。

人間の心理描写に関心を持つフランス人、小津安二郎の世界に共感するのも分かる気がしますね。

若い方の中にモノクロ映像は苦手、と食わず嫌いする人がいますが、もったいない。

ぜひ、見てほしいですね。

黒澤明『天国と地獄』、溝口健二『雨月物語』、小津安二郎『秋刀魚の味』あたりは初心者でも楽しめると思います。

地元の図書館に所蔵されていることが多いので、探してみてくださいね。

まとめ

11月3日は文化の日。

自由と平和を愛し、文化をおしすすめることを趣旨とする国民の休日です。

2023年は金・土・日の三連休。

文化の日は、1948年に定まりました。

もとは明治節といい、明治天皇のお誕生日を祝う日でした。

文化の日は文化勲章・文化功労章の授与や芸術祭が開かれます。

国内の文化施設は入場無料になるところも。

お家で楽しむ方は読書、DVD鑑賞がおすすめです。

 

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