結婚したけど、お金の管理をどうやって行けばいいんだろうと悩む方は多いのではないでしょうか。
新婚生活は幸せなものですが、現実的な面を考えることは大事ですよね。
この記事では、新婚さんに向けて共働き夫婦のお金の管理方法についてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
共働き夫婦のお金の管理はどうしているの?
毎月の収入や出費額などの計算など、お金の管理は何かと面倒なイメージがあります。
お互い働いている共働き夫婦は、お金の管理は以下のようにまとめている夫婦が多いようです。
引用:https://wedding.mynavi.jp/contents/press/detail/post-83/
お金の管理は女性に任せて、夫はお小遣い制にしてお金を管理する夫婦が半数を占めているようです。
管理の前に話し合いしておくべき3つのこと
お金の管理は2人で協力的に行うことなので、話し合いが欠かせません。
自分が思っていることや、相手のことを尊重するからこそ、管理をすることができます。
ここではお金を管理する前に話し合っておくべき3つのことについてご紹介します。
現在の貯金額
まずは、今の貯金額はもちろん、ローンや奨学金など負債になっている金額も正直に話し合いましょう。
毎月数万円の返済をしているのであれば、少なくとも負債がない人に比べると貯蓄は難しくなります。
収入や暮らしぶりを考慮して「貯蓄が少ないのでは?」と感じられる場合は、必ず確認しましょう。
消費者金融のような機関から借りているわけではない負債は、当事者も「借金」という感覚を持っていないこともあります。
貯蓄額や債務状況を知ることで、現実的な貯金のペースを考えることができます。
それぞれのお金の使い方
お互いのバックグラウンドが違う以上、理想のライフプランが完全には一致していないことのほうが多いでしょう。子供は何人欲しいか、マイホームは欲しいかなど、どのような将来が理想か、話し合ってみてください。
理想のライフプラン
お互いの希望はあると思いますが、ここでは現実的なライフプランの話し合いが大切です。
実際に専業主婦(主夫)になったとして、その収入で今後のライフプラン(昇給の可能性や、子供ができた際のはたらき方など)をかなえることができそうなのか計算をしてみると良いでしょう。
もし、専業主婦(主夫)になりたい希望があるのにもかかわらず、1人だけの収入では生活できないのであれば、専業主婦(主夫)を諦めるか、働き手が転職などをする必要が出てきます。
共働き夫婦のお金の管理パターン5選
支払いを分担する
例えば家賃と光熱費は夫、食費などは妻、通信費はそれぞれ、などと出費の項目ごとに担当を分ける管理方法。
「結婚前と生活が大きく変わらない夫婦」におすすめです。
もともと一方が住んでいた家に、もう一方が引っ越してくる場合などにも取り入れやすく、わざわざ話し合いをしなくても自然とそうなることが多いという意味でメジャーな方法です。
メリット:節約のアイデアが浮かびやすい
デメリット:金額がフェアになりにくい
共同口座を作る
例えばお互いに月収の6割を家計に入れよう、などとルールを決め、その中で生活費をやりくりする方法。
「お金の負担もフェアでいたい夫婦」におすすめです。
それ以外は自分で自由に使えるお金として残すことができます。
ふたりとも同等の収入を得ている夫婦の多くが採用している方法です。
メリット:公平性が高く導入しやすい
デメリット:口座の管理に工夫が必要
2人ともお小遣い制にする
最初にすべての収入を合算し(実際の運用としては、夫か妻どちらかの口座に全額を入れ)、その中からそれぞれのお小遣いを取り、残りをすべて生活費や貯蓄にする方法。
「とにかく貯めたい夫婦」におすすめです。
メリット:お金が貯まりやすい
デメリット:自由になるお金が少なくなりがち
どちらかを生活費どちらかを貯蓄と分ける
一方の収入だけで生活をやりくりし、もう一方の収入をまるまる貯蓄に回すという方法。
「使う・貯めるをシンプルに分けたい夫婦」におすすめです。
一般的には、妻が一時的に仕事をセーブするなどで収入が減る時期が訪れやすいので、妻を貯蓄担当にするケースが多いでしょう。
メリット:一方の収入が減っても生活費が変わらない
デメリット:本当に貯蓄できているか疑いが発生しやすい
得意な方がお金の管理をする
ふたりの収入を合算し、家計管理の得意な方がすべてを管理し、もう一方にお小遣いを渡す方法。
「どちらかがお金の管理が得意な夫婦」におすすめです。
片働きが多かった時代からあるオーソドックスな方法です。
メリット:家計管理の得意な人がいれば貯まりやすい
デメリット:公平感を保ちにくい
まとめ
今回は共働き夫婦のお金の管理方法についてご紹介しました。
お金の管理は大変、面倒なイメージになりがちですが、話し合いを大切に夫婦で協力して管理していきましょう。
自分たちにあう方法を見つけることが大事ですよ。