夏と言えば各地で花火大会が行われる季節。
すでに家族でお出かけする予定をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
場所をとったり、知り合いと会う約束をしたり。
準備の段階からわくわくして、楽しいものです。
夏のいい思い出にするためには、帰宅後に体調を崩さないことが必須条件。
暑さ対策は万全に行いたいですね。
この記事では、花火大会に特化した暑さ対策を紹介したいと思います。
花火大会の暑さ対策 浴衣は基本NG!
花火大会には浴衣とうちわ。
涼し気で絵になりますよね。
ただし「見ている分には」という但し書きつきです。
白地や紺色に夏らしい柄が入った浴衣はさわやかに見えますが、やはり着物。
通気性が悪く、とても暑いものです。
一度、真夏に浴衣で出かけたことがありますが、「拷問か!?」と思うほど苦しかったですね。
タワーやホテルの最上階など屋内から花火を見る場合を除けば、浴衣を着て花火大会にのぞむのはおすすめしません。
舗装されていない道路や公園を歩く場合はなおさらです。
ぞうりは慣れていないと、本当に歩きづらいものです。
暑さ対策を第一に考えた場合、半袖のシャツに、ふんわりとしたスカート、はき慣れた靴が一番。
どうしても浴衣を着たい方は、麻100%かポリエステル絽(ろ)の生地を選びましょう。
一般家庭で洗えるものが経済的。
下着はメッシュ加工のものを選ぶとかなり涼しくなります。
花火大会の暑さ対策 ネッククーラー
観客が多い花火大会では、手がふさがるハンディ扇風機はちょっと不便なもの。
両手が使えるネッククーラーはかさばらなくて便利です。
最近はおしゃれな商品が販売されているので、色や形を選べば見た目も悪くありません。
実際に街で着けている方を見かけると、ヘッドフォンに見えますね。
扇風機つきで折りたためるものは持ち運びに適しているので、ひとつ持っていると活躍してくれそうです。
花火大会の暑さ対策 冷却シート
透明フィルムをはがし、肌に貼るだけで涼しい冷却シート。
長時間使えるタイプは、夏のお出かけにもってこい。
以前、テレビで放送していましたが、首の後ろに貼ると最も効果的だとか。
「はがれやすい」という声も聞きますが、貼る前に肌をウェットティッシュで拭いておくとしっかりとくっつきます。
肌が弱い方は「肌にやさしい」タイプを選びましょう。
無香料、低刺激の赤ちゃん用を複数枚使うのがいいかもしれませんね。
花火大会の暑さ対策 冷感素材のラッシュガード
花火大会の場所とりはお昼過ぎから夕方にかけて。
まだまだ日差しが強いのに、日傘を差すと周囲の迷惑になるので考えものですよね。
そんな時におすすめなのが冷感素材で作られたラッシュガード。
フードにつばがついたタイプを選んでおけば、頭と顔をガードできるすぐれもの。
冷感素材で肌にふれるとひんやり気持ちいいのが特徴です。
お値段は1,000〜3,000円とお手軽。
折りたたむと小さくまとまり、ハンドバッグに入る大きさになります。
冷房が効いた部屋では防寒にも使えるので、一石二鳥ですね。
花火大会の暑さ対策 凍らせた飲みもの
熱中症対策にはこまめな水分補給がかかせません。
経口補水液や麦茶は準備しておきましょう。
ペットボトルに入れて凍らせておくと、暑さ対策にもなるのでおすすめです。
飲みものはペットボトルの八分目まで入れて、ふたは開けたまま冷凍庫へ。
しっかり凍るまでに7〜10時間ほどかかるので前日から準備しておきましょう。
溶けると水滴が発生するので、ペットボトルホルダーでの持ち運ぶと快適です。
まとめ
夏の風物詩 花火大会。
楽しい思い出作りのために、暑さ対策はしっかりと行いましょう。
服装は軽装、はきなれた靴が安心ですね。
人ごみの中では、ぶつかるなどのトラブルが発生しがちです。
両手を空けておくためにネッククーラー、冷却シート、ラッシュガード、凍らせたドリンクなどかさばらないもので涼をとるのがおすすめです。
花火大会ははぐれやすいので、家族や友達同士は地図アプリで位置を共有しておくといざという時に便利です。
それでは、夏を思い切り楽しんでくださいね。