夏の洗濯物は臭い?原因と対処法を解説します!

田舎暮らし

日中の最高気温は35度前後。

連日、大量の汗をかく8月は、洗濯物が増えて大変ですよね。

そして、量だけではなく悩みの種になるのが「ニオイ」です。

いつも通りの洗剤・洗濯コースで洗っても、取り込んだ後のニオイが気になることはありませんか?

洗った衣類を着ていても、身に着けているとなんだか臭うこともありますよね。

この記事では、夏の洗濯物が臭う理由とその対処法について解説します。

よろしかったら、参考にしてくださいね。

夏の洗濯物が臭う理由 原因は細菌

夏の洗濯物が臭う理由は、「細菌」です。

大量の汗を吸い込んだ衣類やタオルには、皮膚で繁殖した常在菌がたくさんついています。

朝、着替えてから夜に帰宅して洗濯するまでの時間は8〜10時間ほど。

その間に高温・多湿にさらされる夏は細菌がどんどん増えています。

秋や冬の洗濯物とは、汚れ方が違うのですね。

また、夏は体臭がきつくなる季節。

夏バテ予防にスタミナ食を食べるご家庭は多いと思います。

ビタミンの多い豚肉、疲労回復効果が期待される鶏胸肉、みんなが大好きな焼き肉。

レジャーの多い夏はバーベキューを楽しむ機会も増えますね。

こうして動物性たんぱく質を多く摂取していると腸内環境が悪化。

悪玉菌が増えて体臭が強くなることがあるのです。

また、動物性脂質は皮脂を必要以上に分泌させる作用があります。

夏の洗濯物は、他の季節に比べると「ニオイの原因」が多い傾向にあるのですね。

夏の洗濯物 臭い対策

では、夏の洗濯物はどうすれば臭わないのでしょうか?

対処法を見ていきましょう。

洗濯物はこまめに洗う

節約を考えて、洗濯物はためておくご家庭がありますね。

ですが、夏は早めに洗うのが正解です。

洗濯物は放置している間にも細菌が繁殖します。

できるだけ、細菌が少ないタイミングで洗いましょう。

洗濯する時に水を節約しない

新しい洗濯機についている「節約モード」。

洗う時間、使用する水を少なめにして電気代・水道代を低くおさえる設定です。

普段はありがたい機能ですが、夏は使わない方がよさそうです。

そもそも、洗濯は汚れを水に移すことで衣類をきれいにします。

水が少なければ洗浄効果はダウン。

夏は水道料金が増える覚悟をして標準モードを使いましょう。

また、お風呂の残り湯で洗うのもやめておいた方がいいですね。

お風呂のお湯自体に細菌が繁殖しているのでこちらも洗浄効果を弱める原因になります。

ニオイを香料でカバーしない

洗濯物のニオイが気になるからといって、香料の強い洗剤を選ぶことはおすすめしません。

マスキング効果は期待できますが、細菌が発する分解臭と混ざるととても不快な臭気になります。

また、強い洗剤を使うとすすぎの回数が増えるので不経済。

衣類に残った香料は夏の傷んだ肌には刺激にもなりますので、注意してください。

あまりにも汚れているものは二度洗い

とても汚れている物、強いニオイを発している衣類は洗濯機に入れる前に軽く洗っておくのが賢明です。

いわゆる「予洗い」ですね。

最新の洗濯機には予洗いコースがついている製品がありますが、ついていない場合には手洗いでOK。

大きなバケツやたらいに30度前後のぬるま湯を入れ、汚れている衣類を入れて洗います。

この時、使うのはいつもの洗剤で大丈夫。

水で薄めて使いましょう。

食べこぼしやシミなどの場合とは異なり、特別な洗剤は必要ありません。

1,2度すすいで洗濯機に入れ、他の物と一緒に洗いましょう。

洗剤に加えて、酸素系漂白剤を入れる

私が最近、気に入っている方法です。

いつも使っている洗剤と一緒に、粉末の酸素系漂白剤を入れるとニオイが緩和されます。

乾いた後、洗濯物がさっぱりしますね。

酸素系漂白剤は、汗・皮脂などの汚れに強い性質があります。

黄ばみをおさえてくれるので、ワイシャツや下着洗いに適しています。

また、塩素系漂白剤とは異なり色柄物にも使えるところがいいですね。

ニオイをおさえてくれるだけでなく、洗濯槽のカビ予防にもなるのでおすすめです。

まとめ

夏の洗濯物が臭う原因は細菌。

大量の汗を吸い込んだ衣類は、皮膚で繁殖した常在菌がいっぱい。

早めに洗濯しましょう。

洗濯する際、水は多めに使うのが効果的。

汚れが強い場合には洗濯機に入れる前に予洗いする、酸素系漂白剤を併用するとニオイをおさえることができます。

よかったら、試してみてくださいね。

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