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Biofase- avocado biodegradable plastic

アボカドから作るプラスチックは世界を変えるか?! メキシコのベンチャー企業 Biofase

みなさんこんにちは、Melisaです。
今回は、全く新しい生分解性プラスチックを取り扱うメキシコのBiofase(ビオファセ)という会社を紹介します。彼らの製品の最もユニークなところは、それらがアボカドの種から作られているということです!

アボカドから生まれたプラスチック??

biofase-global warming

Credit: 2018 Biofase©

はい、読んでもらうとわかるように、これらの生分解性プラスチック製品はアボカドの種子から作られています。
Biofaseは価格の上がりはじめた輸入品ではなく、自国で生分解性プラスチックを製造するメキシコのベンチャー企業です。
彼らは、従来のプラスチック製品に代わるカトラリー(フォークやスプーン、ナイフ)やストローを製造しています。主なマーケティングポイントは、これらの製品を作るのに使用される原材料(アボカドの種子)が農業廃棄物と見なされているということです。(アボカドの種は消耗品ではないので、ほとんどのメキシコ人はそれらをすぐに捨ててしまいます。)

すでに市場に出ているトウモロコシ、ジャガイモ、キャッサバ(タピオカの原料)、サトウキビなどの食料を原料とする生分解性プラスチックとは違いBiofaseは農業廃棄物使用しています。そのうえ、製造した生分解性プラスチック製品は土地があるところならどこでも分解することができます。
Biofaseによると、自社製品を製造するために使用された炭素を自然環境に再統合することで地球温暖化を減らすこともできます。(私たちの大気からCO2を除去するために成長するアボカドの木を植える)。これがweb上で見れる主なマーケティングポイントです。

 

アボカドの種子から作る生分解性プラスチック製品の詳細について

ここからはサイト上で紹介されている但し書きについてご紹介します。Biofaseの製品はアボカドの種子由来のバイオポリマー60%のみを使用し製造されており、他の40%は名前のない「合成有機化合物」と呼ばれています。
これらの製品を240日間で分解できます。しかし、この数は熱、湿気とその使用後に存在する微生物など、いくつかの環境条件に強く依存するため、それらの状態が分解の条件に適さない場合、分解(崩壊)するのにはより長い時間を要する可能性もあると言うことです。

 

そもそも「生分解性」は真の解決策か?

globe in plastic disposable bag

Biofaseのような企業は、プラスチックの代替品を開発するため正しい道を進んでいますが、それでもプラスチックの「解決策」がそれだけであるとは考えられません。
生分解性というのは、土壌や路上に投げ捨てられやすくなりますし、最終的に「なくなる」という概念は、製品として販売するための良い方法ではありません。
私はこれを人々がプラスチックに代わるより良い代替物であると考えるようにする「堆肥化可能」または「生分解性」食器の新しい流行については一般的に誤解が生じていると思います。実際、それらが正しく処分されない場合、それらは従来のプラスチックと同じくらい有害と言えるのです。

Polylactic acid (PLA, polylactide) bioplastic, chemical structure. Compostable polymer used in medical implants, 3D printing, packaging materials, etc. Skeletal formula.

最も一般的に使用されている生分解性プラスチックは、PLAまたはポリ乳酸です。
これらのタイプの生分解性プラスチックは、乳酸が抽出され、次に重合され(小分子鎖が組み合わさり、より長い鎖にされる)バイオマス(通常はサトウキビまたはデンプン)から作られて、強くて丈夫な樹脂材料を作り出します。
通常、これらのPLA材料は、それらが完全に堆肥化可能であるためには比較的高温に置かれる必要があります。(ほとんどの堆肥化施設はこれらの高い速度で温度を維持することができないため)。
PLA生分解性プラスチックは化石燃料を原材料として使用していないので、劣化するのに通常のプラスチックのように500年もかかりませんが、貴重な食料資源が使用されています。

 

Biofaseと他のPLA生分解性プラスチックについて、現時点での考察

natural plant fiber food box on the soil texture

生分解性で堆肥化可能な食器や調理器具の消費者は、地球環境にとって「正しいこと」をしていると信じていると思いますが、私たちは通常のプラスチックと同等のダメージを与えているかもしれません。
最悪な例としては、製品に「バイオプラスチック」、「生分解性」、「堆肥化可能」というラベルが付いていると、植物や天然素材だけで作られているのでどこででも処分できると人々が考えてしまうことです。
しかしそれは違います。バイオマス原料のみを使用できる技術がありますが、この方法で製品を製造すると、比較的弱く、高温や湿気に耐えられない上に、保存期間が短くなります(レストランや飲食店には適しません)。
そのため(既存または潜在的な)顧客ニーズを満足させるために、ほとんどの場合は従来のプラスチックとブレンドされるか、またはBiofaseの「合成有機化合物」のように、強度と有効期間を延ばします。

 

Big reusable water bottle for on the go

私たちが考える地球環境への影響を減らす最善の方法は、やはりプラスチックやバイオプラスチックを完全に避けることです。
テイクアウト、コンビニで買う弁当の量を減らす必要がある場合は、自分の食器、ボトル、調理器具を持参することです。
また、次回「バイオプラスチック」というラベルの付いたものが表示されたときは、その作成方法および処分法を慎重に検討してみてください。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました!
今回の投稿があなたの新しい知識になることを願っています。 Biofaseについてもっと知りたい場合は、彼らのウェブサイトをご覧ください。このブログを書くのに使用された情報は以下にあります。それではまた。

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