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使用済み着物にアップサイクルで新しい命を【ファッションブランドMikan】

CICLO読者の皆さん、こんにちは!メリッサです。本日は皆さんに新しいお知らせをお持ちしました。

今回はMikanというブランドを紹介したいと思います。こちらもZero Waste Japanのランさんによって紹介されました(ランさんについての詳細はこちらをご覧ください)。

私たちは創設者、クレメンタインさんに彼女の職場からビデオチャットを繋いでいただきお話をしました。 Mikanとは、クレメンタイン・サンドナーさんによって設立されたアクセサリーおよび衣料品ブランドです。現在は日本に在住中ですが、世界中を旅し、リサイクル着物を使ったファッションへの愛を分かち合うフランス人の女性、クレメンタインさん。彼女がビジネスとリサイクル素材の掛け合わせにどのように興味を持ったか読み進めてみましょう。

リサイクル素材から新たに”ユニーク”を生み出す

クレメンタインさんはもともとフランスのアルザス出身です。彼女はエスモード・リヨン校でファッションデザインとクリエーションを学びました。フランスでの研究中、彼女は誰もが同じスタイル、テクスチャーまたはデザインで生地素材を調達することに気付きました。ファッションにこのスタイルのファブリックを使用すると、創造性と独自性が失われるように思っていた頃のことでした。彼女はさらに2000年代、フランスのストリートウェアブランドであるAndrea Crewsに触発され、「アップサイクリング」という用語が使用されるのを初めて見ました。このデザイナーは、ユニークな芸術的タッチを持つリサイクル素材のみを使用することに焦点を合わせていたので、古く使い古されたものから作品を作るという挑戦に関心のあった彼女はそこに刺激されました。これが彼女が回収されたリサイクル生地を製品に使用することを決めたきっかけでした。

クレメンタインさんによる日本文化のイメージ”Mikan”

フランスでファッションを学び、ロンドンで働いた後、彼女は2014年に日本への交換プログラムに行くことを決めました。ここでの彼女の研究年の間に、彼女はすでに古いリサイクル生地を使用することに慣れていましたが、日本へ来て特別に感じられるものと出会いました。着物です。彼女はそれらの多くがLEAの市で売られているのを見て、これほど美しい布が無駄にされている理由が理解できませんでした。これは彼女のブランドMikanの誕生に影響を与えました。

さてそして、Mikanにはどういう意味が込められているのか?彼女の名前、”クレメンタイン”は、日本語に翻訳すると柑橘類の「ミカン」という意味合いとして知られています。彼女はブランド名にこれを使用し、より個人的な印象を与えることにしました。

彼女は東京、大阪、そして現在京都に住んでいます。現在はレジデンシープログラムのアーティストのゲストであり、法蓮寺にワークショップスペースを有しています。Mikanではフリーマーケットや関西のディーラーから回収した着物を使ってアクセサリーや衣料品を作ります。可能な場合は特注も承っており、着物の生地を持参してリメイクすることもできます!最近では、廃棄物と考えられる何かをアップサイクルする繊細なプロセスを教え、示すワークショップも提供しています。

アップサイクルと日本の新しいアイデア

アップサイクリングとは、廃棄物と見なされる古いものや使用済みのものを新しいものに変えるという考え方です。 クレメンタインさんはヨーロッパ中のいくつかの国に旅行し、オーストラリアで9月にワークショップを開催します。また、今年の後半には、宮崎に住むために京都の住居を変更する予定です。現在、彼女のクライアントのほとんどは、日本の小さなかけらを手に入れたい外国人であり、「アップサイリング」という用語をよく理解しています。一方、日本の顧客は、家族の着物を使用してオーダーメイドの製品を求めていますが、「アップサイクル」という用語にはあまり馴染みがありません。彼女は、この用語はまだ日本人にとって馴染みのない言葉なのかもしれないと語りました。彼らは物事を再利用したり修正したりする文化を持っていますが、それはむしろクラフト作りの文化を生かしたいという意図のためです。

クレメンタインさんからのメッセージ

クレメンタインさんに、CICLOの視聴者に伝えたいメッセージがあるかどうか尋ねると、彼女は次のように答えていただきました。

ファッション業界ではアップサイクリングをしてはいけないと教わってきました。この道を決して「大きく」進むことはないからです。しかし、アイデアの規模とどのような影響を与えたいかを選択すると、現在のファッションの基準を変えることが次の大きな課題になることも学びました。私の主な目標は、アップサイクリングのアイデアを活用して、廃棄物からユニークで美しいものを作ることができることを人々に認識させることです。ワークショップに参加するほとんどのクライアントは非常に驚きますが、これを行うこと自体はそれほど難しくありません。他の国への旅行を続け、他のテキスタイルを探索し、より新しい製品をデザインしたいと思っています。私は自分のブランドが遊牧民のものであることを本当に思い描いています。別の場所に行って新しい人と交流すること、そして教えることとデザインすることのバランスをとることが大好きです。Mikanのデザインを通して、古い着物の廃棄物の美しさをご覧ください。 -クレメンタイン

さて、クレメンタインさんのMikanのお話、お楽しみいただけたでしょうか。彼女の作品は本当に美しく、インスピレーションを与えてくれます。彼女がブランドを構築するためにアップサイリングのアイデアを活用することに決めたという点をとても素晴らしく思いました。彼女の主な目標は必ずしも環境上の理由だけではありませんが、だれでも簡単にこれができることを学びました。今後、クレメンタインさんの跡を追うファッションデザイナーやブランドが増えることを願っています。今回お話に時間を割いてくれたクレメンタインさんに再び感謝します!

彼女の製品についてもっと知りたい、または彼女のワークショップに興味があるなら、以下のウェブサイトとインスタグラムをご覧ください!それではまた!