精神的にイライラしやすかったり、不安、憂鬱感を感じやすい方は気滞体質かもしれません。
気の巡りが悪くなっており、停滞している状態は、体調の免疫が落ちています。
今回は気滞体質の症状やどんな生活習慣をしたらいいのか、気の巡りが良くなる食べ物をご紹介するので、是非参考にしてみてくださいね。
気滞体質ってどんな体質?
気滞体質は、気の巡りが悪くなると、精神をコントロールする気持ちや、カラダを動かす機能が弱くなると考えられます。
主に自律神経系の緊張からコントロールできなくなり、精神的なストレスから不安定な感情になってしまうケースが非常に多いです。
気滞体質の症状
精神面のコントロールが不安定になる気滞体質の方は、身体のあらゆるところで不具合に陥る場合があります。
ここでは気滞体質の方の主な症状についてご紹介します。
イライラしやすい
気持ちは喜怒哀楽などで精神状態をコントロールしてくれます。
喜怒哀楽がはっきりしている時は気の巡りがよく、精神が安定している状態ですが、気の巡りが悪くなると精神が不安定になります。
穏やかな気持ちがなくなることでイライラしやすい、怒りっぽい、気持ちの浮き沈みが激しいなど、些細なことが気になるようになるのです。
喉に何か詰まっているような違和感
気の巡りが停滞しやすい部分の一つが「喉」と言われています。
精神的に不安定になると、喉に何か詰まっているような、物がつかえたような違和感を感じやすくなるのです。
胸やみぞおち部分が張っている
気が滞っている状態が続くと、身体の空洞にその気が溜まりやすくなります。
そのため、胸やみぞおち部分にその滞った気が溜まりやすく、張ったような痛みや苦しくなる現象があると考えられます。
みぞおち部分に指を入れ、苦しくなったり、痛みを感じた場合は、ストレスをさらに感じると症状が悪化する可能性が高まるでしょう。
リラックスしたり、気分転換をすると症状が軽減することが気滞体質の特徴です。
生理周期がバラバラ
気滞は、精神状態のコントロールが効かなくなるため、生理周期にばらつきが出てきます。
生理にも大きな影響をもたらす気滞は、生理前に胸が張ったり、情緒不安定、食欲が乱れるなど様々な症状があります。
この症状はストレスにより悪化しやすく、多くの女性の悩みの元となることが多いでしょう。
気滞体質向けの生活習慣を
気滞体質の方は緊張しやすかったり、神経質な症状が多くみられます。
ここでは気滞体質の方は是非日常に取り入れて欲しい習慣をご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
呼吸を意識する
気滞体質の方に一番重要なことは、身体に溜まった気を外に発散させることです。
そのためには、身体だけではなく気持ちまでリラックスさせましょう。
溜まった気を放出させるイメージをし、ゆっくり深呼吸することや、適度な運動で気分をリフレッシュさせることがおすすめします。
身体を動かし、適度な汗をかくことは気の巡りを良くすることに効果的です。
良い香りでリフレッシュ
運動が苦手な方や、運動する時間が取れない方は、心地よい香りを堪能することがおすすめです。
アロマやハーブなどの香りは、気の巡りをアシストしてくれる効果があると言われています。
また、柑橘系の酸味のある香りも心を休ませてくれます。
気滞体質の人におすすめ!気の巡りが良くなる食べ物
ここでは気滞体質の方におすすめの気の巡りが良くなる食べ物をご紹介します。
柑橘類
酸味と甘味のある柑橘類は、 気の巡りを助けてくれる働きをしてくれます。
みかんやグレープフルーツは、スーパーでも気軽に購入できるのでおすすめです。
また、食べなくてもゆずをお風呂に入れて柚子風呂で香りを楽しむ方法もあるので、楽しんでみてください。
香味野菜
怒りっぽくなる場合が多い時は、香りの良い野菜がおすすめです。
例えば、セロリやクレソン、セロリなどの香味野菜は気持ちを落ち着かせる効果を発揮してくれます。
ナッツ類
心を穏やかに落ち着かせたい場合は、アーモンドなどのナッツ類がおすすめです。
心を安定させる効果を発揮し、精神のコントロールを助けてくれるでしょう。
まとめ
今回は気滞体質についてご紹介しました。
気滞体質は精神的に不安定な状態が続き、コントロールが効かなくなります。
イライラしたり、不安な気持ちになることが多い気滞体質の方は呼吸を意識した身体の運動や、アロマなどの心地よい香りを楽しみ、心も身体もリラックスさせることを意識しましょう。