空気が乾燥する季節になりましたね。
タイツやストッキングをはくときに、太ももやふくらはぎが粉を吹いていたことはありませんか?
ふと見た腕の皮膚に細かいしわが目立つこともありますね。
肌が乾燥してかゆみを感じる経験は、誰にでもあると思います。
特に夜、寝る時におきるとつらいですよね。
皮膚炎は皮膚科に受診してお薬をもらうのが一番ですが、その手前の「ちょっと乾燥してかゆい」程度であれば自分で治したいですよね。
今回は、そんな乾燥肌さんにおすすめのスキンケア方法をご紹介したいと思います。
筆者は長年、アトピー性皮膚炎と乾燥肌で悩んだ経験を持つアラフィフ。
また、ギフト品販売員をしていた時には、手が荒れやすい職場のため、みなスキンケア製品を常備していました。
今回はそうした経験を踏まえてお伝えしたいと思います。
軽い乾燥なら化粧水でOK!低刺激のものを選ぼう!
軽い乾燥肌は化粧水やローションを塗るだけでよくなることがあります。
無香料・低刺激で保湿力のある商品を選びましょう。
できれば、安くてバシャバシャ使えるものがいいですね。
化粧水やローションは複数回にわけて塗る「重ねづけ」が効果的です。
めんどうでも、2〜3回に分けて使いましょう。
高い化粧品を使わなくても、最近ではORBISや無印良品、資生堂から肌に優しい化粧水が販売されています。
通信販売を行っているので簡単に手に入る点がうれしいですね。
頑固な乾燥には化粧水の後にオイル!
化粧水だけでは乾燥が改善しないときにはオイルやクリームをつけましょう。
おすすめは化粧水を重ねづけした後、ふたをする感覚でオイルを塗ること。
お手軽なオールインワン化粧水がありますが、筆者は化粧水とオイルは分けることをおすすめします。
実際にやってみて効果があったのは「化粧水+オイル」。
段ボールや包装紙、のし紙などで手を酷使していても、これさえやっておけば手荒れは防げました。
オイルの選び方
オイルは、ホホバオイルやミツロウが入ったものがべたべたしないので重宝します。
よく皮膚科の先生がオリーブオイルをすすめますが、ニオイとべたつきで日中の使用は困難。
ホホバオイルはゴールデンよりも精製されたものをおすすめします。
自然な方が身体によさそうですが、不純物がない分、精製オイルは肌馴染みが格段にいいものです。
少量ボトルで購入し、使ってみてください。
保湿ならワセリンが最強?
皮膚科医にすすめられるワセリンも、オリーブオイル同様扱いが難しい製品です。
病院で使われるだけあって保湿力は抜群ですが、べたべたして洋服や家具についてしまいます。
これはサンホワイトやサンホワイトシルキーなど高級ワセリンでも変わりません。
家事や書類仕事をする方には、さらっとしたテクスチャーのものが一番ですね。
使いやすさならクリームタイプも選択肢に入れて
ORBISのドライスキンクリームは高品質で使いやすく、おすすめです。
ドラッグストアで売られているヘパリン類似物質入りクリームも複数試しましたが、べたつかないものがほとんど。
セールなどを利用して試してみるのもありですね。
尿素入りのクリームは肌にダメージを与えることも
冬の乾燥肌対策といえば尿素入りクリーム。
ですが、「しみた」「ひりひりした」という経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。
尿素はかたくなった角質を溶かし、新陳代謝を促すもの。
まだ新しい皮膚ができていない状態で塗ると、バリア機能が低下した皮膚には強い刺激になります。
使用上の注意を守って、ざらざらしたかかとやひじにだけ使いましょう。
まとめ
病院へ行くまでもない乾燥によるかゆみには化粧水の重ねづけとオイルが効果的です。
無香料・低刺激の化粧水に、ホホバオイルやミツロウが入ったオイルでふたをしましょう。
ホホバオイルはヒトの皮脂に近い成分を持つオイルで、抗酸化作用もあります。
オイルがべたつく方にはクリームタイプの製品がおすすめです。