【冬の風物詩】クリスマスに歌われる讃美歌は何番?番号は世界共通?

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12月、どこへ行ってもクリスマスの飾りつけがされていますね。

スーパーマーケット、ショッピングモール、百貨店はもちろんのこと、今では病院までクリスマス一色。

すでにジングルベルのBGMを流しているお店もあります。

さて、そんなクリスマス。

クリスチャンではなくともクリスマスには讃美歌を歌いたいという方はいらっしゃると思います。

あたたかいリビングでツリーを囲み、子供の歌う讃美歌を聞くのは絵本のワンシーンのようで憧れますよね。

よく讃美歌〇番といいますが、これは日本全国ひいては世界共通の番号なのでしょうか?

今回は讃美歌について紹介したいと思います。

讃美歌の番号は讃美歌集によって異なる!

結論からいうと讃美歌の番号は讃美歌集によって異なります。

日本で広く普及しているのは日本基督教団が出している『讃美歌集』、日本福音同盟が出している『教会福音讃美歌集』などです。

讃美歌集は教会や教派が選んだ讃美歌を集めたもので、当然のことですが曲の取捨選択や番号に違いが出てきます。

この有名な二つの讃美歌集でも同じ讃美歌が収録されていますが、それぞれ異なる番号が振られています。

ミッション系の学校や教会で「讃美歌〇番」といわれても混乱しないのは、学校・教会ごとに生徒・信者が持っている讃美歌が統一されているから。

引っ越してきたばかり、など特殊な場合を除きこれで困ることはありません。

讃美歌の番号は世界でも異なる!

このように讃美歌の番号は日本でも讃美歌集によって異なります。

それは世界を見渡しても同じことが言えます。

各国の文化や言語に合わせて讃美歌を選び、翻訳しているため、番号はおろか歌詞やメロディーが異なることも多々あります。

時々、イギリスやアメリカの映画を見ていると教会のシーンがありますが、歌われている讃美歌は聞きなれないことがありますね。

讃美歌事情は国によって多種多様です。

讃美歌の歌詞を検索したいときには?

このように番号は歌集によって変化するので、讃美歌〇番として覚えたり、検索にかけたりすると思ったような結果がでないと考えられます。

そんな時にはシンプルに歌詞そのものを検索するといいですよ。

覚えているワンフレーズだけでOK。

ポピュラーな讃美歌であれば、歌詞はもちろん楽譜まで出てくることがあります。

クリスマスに歌われる讃美歌は何番?

そうした点を踏まえて、クリスマスに歌われる讃美歌の番号を見てみましょう。

「きよしこの夜」

讃美歌(1954年版) 109番

教会福音讃美歌 93番

インマヌエル讃美歌 413番

カトリック聖歌集 111番

「久しく待ちにし」

讃美歌 ‘1954年版) 94番

讃美歌21  231番

新生讃美歌 149番

「荒野の果てに」

讃美歌 (1954年版) 106番

教会福音讃美歌 87番

カトリック聖歌集 121番

「もろびとこぞりて」

讃美歌 112番

「この日、主生まれましぬ」

賛美歌第二篇 89番

讃美歌番号は共通という誤解はどこから生まれた?

讃美歌の番号は共通なのでは?と思ってしまうのは聖書の存在が大きいですよね。

聖書であれば例えば「ルカによる福音書〇章〇節」は世界で共通しています。

翻訳が変わっても、該当箇所には同じ数字が表記されています。

こうしたことから、つい「讃美歌も番号を覚えていればいいのかも」と考えてしまうのですね。

カトリックとプロテスタントでは歌われる曲が違う

さて、ひとくちにキリスト教といってもオーソドックス・カトリック・プロテスタントがありますよね。

その中で私たち日本人が身近に接するのはカトリックとプロテスタントです。

この二つでクリスマスに歌う讃美歌が異なるのはご存じでしたか?

筆者は幼稚園・小学校がカトリック、大学がプロテスタントでしたが、クリスマス礼拝で歌う讃美歌の違いに驚いた記憶があります。

「この日、主生まれましぬ」は大学で初めて歌いました。

しっとりと落ち着いた曲ですので、今では好きな讃美歌です。

「もろびとこぞりて」は共通していましたが、曲のスピードが違うので戸惑いましたね。

まとめ

豆知識を持っていると讃美歌も楽しくなりますね。

よいクリスマスをお迎えください。

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