JR東海の名誉会長であり国鉄改革三人組として知られてる葛西敬之さんが2022年5月27日に逝去された報道があり話題になってますね。
まもなくお披露目となるリニア完成を見れぬまま亡くなられた葛西敬之さんですが、その活躍は1987年の国鉄分割民営化や、JR東海の社長・会長などを歴任されたことでも知られています。
そんな葛西敬之さんのこれまでの経歴や出身学歴など今回の訃報を受けて改めて気になる方も多いのではないでしょうか?
また葛西敬之さんといえば鉄道のイメージですが、ご結婚されたお嫁さんに関して鉄道との由来が深く生涯にわたり鉄道と縁があった人生だったようです。
そこで今回は『葛西敬之の経歴や出身学歴は?JR東海名誉会長の家族も鉄道一家だった』として葛西敬之さんのお人柄にせまっていきたいと思います。
葛西敬之の経歴やプロフィールは?
JR東海の名誉会長として、そして近年ではリニアに関してもその名が知られていた葛西敬之さんの経歴やプロフィールについて今一度ご紹介していきたいと思います。
【葛西敬之のプロフィール】
- 生年月日:1940年10月20日(享年81歳)
- 出身:兵庫県
- 居住地:東京都
- 職歴:東海旅客鉄道(JR東海)社長・会長・学校法人海陽学園理事長
- 肩書:東海旅客鉄道株式会社名誉会長
- 学歴:東京都立西高等学校卒業 → 東京大学法学部卒業 → アメリカ・ウィスコンシン大学マディソン校大学院留学&卒業
葛西敬之さんといえば、井手正敬さん、松田昌士さんと共に「国鉄改革3人組」と言われ、当時の国鉄の分割民営化に尽力したことでもしられていますよね。
【訃報】葛西敬之JR東海名誉会長(81)死去 国鉄改革に尽力https://t.co/6p2WQ6Q2L6
国鉄の分割・民営化を進め「国鉄改革3人組」の1人と呼ばれたJR東海の葛西敬之名誉会長が死去しました。81歳でした。#テレ朝news
— テレ朝news (@tv_asahi_news) May 27, 2022
そしてその経歴は大学卒業後、日本国有鉄道へ入社。
現在のJR東海静岡支社やJR東日本仙台支社で総務部長を務めたのち、経営計画室主幹や職員局次長を歴任されています。
そして1987年の分割民営化後からはJR東海に配属され、こちらで取締役総合企画本部長に就任し、1990年、JR東海の副社長に昇格されています。
その後、約28年間にわたりJR東海の代表取締役を務めた葛西敬之さん。
2014年にはJR東海の代表取締役会長から、名誉会長となりましたが、2020年6月、30年以上続けてきた取締役を退任され、今日まで名誉会長として鉄道業界で尽力されてました。
ここまで葛西敬之さんの経歴をみてみるとJR東海の印象や鉄道に関するイメージが強くありますが、実は葛西敬之さんの経歴としては鉄道だけではありません。
母校である、東京大学をはじめ、皇学館大学や名城大学などの客員教授なども務められていたんだそう。
また、産経新聞や読売新聞にコラムを連載するなど様々な分野で活動されていたことでも知られています。
たびたびネット上などでは葛西敬之さんの発言などに対し、賛否両論の意見で話題になることもありましたが、それだけ多方面で名の知れた方だったことがわかります。
トヨタ自動車、東海旅客鉄道、中部電力の共同出資からなる全寮制男子校として知られる海陽学園の理事長も務めていた葛西敬之さん。
鉄道への尽力だけではなく人材育成などの教育への関心などもあったからこそ様々な大学での客員教授や理事などされてきたのかもしれませんね。
葛西敬之の出身学歴は?
葛西敬之さんの出身学歴ですが、東京都立西高等学校卒業後に東京大学法学部に進学、卒業されています。
東大卒業後はメリカ・ウィスコンシン大学マディソン校大学院留学&卒業し、日本国有鉄道に就職されています。
ウィスコンシン大学はアメリカの大学ですが日本でも知名度のある大学の一つですよね。
あのキッコーマンもスポンサーになってる大学なんだそうですよ!
世界最大の日本式醤油メーカーで、ウィスコンシン大学マディソン校の食品研究所(FRI)のスポンサーであるキッコーマンは、PETA USからの連絡を受け、FRIの資金を今後動物実験に使うことを禁止し、代わりに教育プログラム、特別会合、管理費のみに寄付金を充当すると文書で回答しました。 pic.twitter.com/ldziTy0m5r
— PETA Asia Japan【PETAアジア】 (@petaasia_japan) April 15, 2022
東大法学部からさらに留学という頭脳明晰な葛西敬之さんですが、ご自身のこの経験からわかるように教育には非常に熱心だったようです。
そんな葛西敬之さんですが、ご結婚されたお嫁さんも実は鉄道関連にゆかりのある方だそうで…
葛西敬之さんのご結婚されたお嫁さんやご家族に関しても調査していきたいと思います。
葛西敬之の家族も鉄道一家
葛西敬之さんの結婚されたお嫁さんのお名前は省子さんです。
JR東海名誉会長・葛西敬之は、3人の子供の名前を、鉄道省の一文字ずつをとって鉄男、道子、省子と命名したという(牧久『国鉄解体』)。知らなかったが本当なのか。あまりにもできすぎた話ではないか。
— 原武史 (@haratetchan) April 8, 2017
省子さんは一般の女性ですが、省子さんのお父様は当時鉄道省だった芥川治さんの娘さんになります。
葛西敬之さんのお嫁さんである省子さんは3人兄弟の末っ子だったそうで、その名前の由来が父である芥川治さんが勤務されてた鉄道省からそれぞれ一文字づつとり【鉄男・道子・省子】 だったといわれています( ゚Д゚)!
省子さんのお父様もなかなかの鉄道愛ですよね(笑)
省子さんのご年齢などは公表されてませんが、葛西敬之さんがアメリカの大学に留学前に結婚されたとのことなので、20代前半での結婚だったのかもしれませんね。
ちなみに馴れ初めですが、葛西敬之さんがお嫁さんの省子さんに一目ぼれだったそうですよ(*ノωノ)
過去には週刊誌に不倫報道などもあった葛西敬之さんですが、離婚などもなく生涯の伴侶としてお嫁さんである省子さんと過ごし、お二人の間には3人の子供さんを授かったそうです。
ネット上で葛西敬之さんを検索すると、【息子】というキーワードがでてきますが、一般人であることから葛西敬之さんの子供さんが息子さんなのか、そのほかの二人に関してもその詳細を見つけることはできませんでした。
ただ、父がここまで鉄道業界に尽力し、母方も鉄道に縁がある家族なのでなにかしら子供さんたちにも鉄道関係のお仕事などに影響があるかもしれませんよね(笑)
我が家にもまだ幼い男の子がいますが、鉄道大好きなので男の子ならなおさらなのかな?と感じます。
葛西敬之さんの子供さんにかんしてなどまたわかり次第追記いたしますが、まずは改めて葛西敬之さんのご冥福をお祈りいたします。
まとめ
今回は『葛西敬之の経歴や出身学歴は?JR東海名誉会長の家族も鉄道一家だった』としてご紹介しました。
葛西敬之さんの経歴や出身学歴など、鉄道界において改めてその経歴や教育へのおもいなど感じることができましたが、ご家族含め生涯にわたり鉄道と歩んだ人生だったのかもしれません。
改めて葛西敬之さんのご冥福をお祈りいたします。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。