【2023年】お盆の日程と過ごし方を解説します

田舎暮らし

もうすぐ、お盆。

昔から「盆と正月が一緒に来たよう」というたとえがあります。

用事が重なって忙しいさまを表す言葉です。

それくらい、お盆の時期にはやるべきことがたくさんあるもの。

一年に一度しかないご先祖様をお迎えする行事。

しっかりと準備して、万全の体制で臨みたいですね。

この記事ではお盆の日程・過ごし方を解説しています。

よろしかったら、参考にしてください。

お盆とは? ご先祖様を供養する日

お盆とは「盂蘭盆会」(うらぼんえ)といい、祖先の霊を供養する仏教行事です。

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

2023年のお盆休暇は一般的に8月13日から16日まで。

日程は次のようになります。

  • 8月13日 お墓の掃除・お参り 迎え火を焚く 提灯に火をともす
  • 8月14日・15日 法要・御坊様による読経
  • 8月16日 送り火を焚く

お寺様の場所・ご家庭の都合によっては13日に法要や読経をお願いする場合もあります。

お盆にはお寺様も多忙です。

法要の予約は早めにしておきましょう。

お盆の過ごし方 準備・必要なもの

8月13日までにはお盆の買い物と準備は済ませておきたいですね。

地域・宗派・ご家庭によって異なりますが、以下のものが必要です。

  • 精霊棚・盆提灯
  • 迎え火・送り火に使うおがら(麻がら)
  • ろうそく・お線香
  • お供えする果物・お菓子
  • 精霊馬・精霊牛などに使う野菜
  • 精進料理の材料
  • 来客用の食事・お菓子

お盆の時期には百貨店・ショッピングモールが混雑します。

長期保存できるものは数週間前に用意しておきましょう。

また12日までにお仏壇のある和室、客間のお掃除をしておくと事がスムーズに運びます。

お盆の精進料理

お盆の時期には殺生(せっしょう)をさけるため、肉類・魚介類・卵を食べません。

植物性の食材を使った精進料理を食べるのが習わしです。

野菜は五葷(ごくん)と呼ばれるにんにく・ねぎ・のびる・たまねぎ・らっきょうなど香りが強いものは避けましょう。

ご先祖様にお供えする仏膳には一汁三菜の精進料理を差し上げます。

おかずを作る際にはあらかじめ、ご先祖様用に小さく切っておくと盛り付けが簡単です。

献立は地方によって異なりますが、一例を挙げておきます。

  • お吸い物
  • 高野豆腐の煮物
  • かぼちゃ・オクラの煮物
  • 香の物

だし汁にはかつおぶし・いりこは使わず、昆布・干し椎茸を使用しましょう。

「精進だし」としてバッグ入りで販売されています。

もっと簡単にしたい場合は顆粒の昆布だしを使うとよいでしょう。

お吸い物はご先祖様だけ、という場合にはとろろ昆布・花麩を使うと便利。

とろろ昆布をちぎってお椀に入れ、刻んだみょうが・花麩を加えてお湯を注ぐとシンプルなお吸い物になります。

次の日には花麩をちぎった梅干しに変えるなど、さまざまなバリエーションを楽しめます。

 

とはいえ、若い方・小さなお子さんにはちょっとさびしいメニューですね。

お盆は家族全員がそろう機会。

食卓は明るく囲みたいのが人情です。

家族には洋風のお惣菜を、という方にはマクロビオティックのレシピをおすすめします。

100%植物性のフライ、サラダ、スープ、パスタ。

植物性食材だけで、こんなにおいしく作れるのかと驚くこと請け合いです。

豆乳マヨネーズを使ったコールスロー、ひよこ豆のホムスなどがあると食卓が華やかになりますよ。

プチトマトやサニーレタス、レモンをあしらうとぐっと彩り豊かになりますね。

ネットで検索すればCOOKPADやお料理ブログでヴィーガン対応レシピはたくさんヒットします。

探してみてくださいね。

お盆の過ごし方 準備が終わったら家族と楽しく過ごそう

お盆の準備・支度が終われば、あとは家族と楽しく過ごしましょう。

お盆の時期には水辺でのレジャーはできませんし、商業施設・映画館は混み合うもの。

お家でゆっくりしたいですね。

おすすめしたいのはサブスクで映画やドラマ、アニメを観ること。

DVDと違って返しに行く手間がかかりませんし、家族みんなで選びながら視聴できます。

Netflix、Amazonプライムビデオ、ディズニーチャンネルなど選びたい放題です。

久しぶりのお休みですから、家族で和気あいあいとした時間を共有したいですね。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

よろしかったら、参考にしてください。

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