七五三の化粧はどうする?デリケートなお子様の肌にも使えるものを紹介します

田舎暮らし

11月15日は七五三。

3歳と5歳の男児、3歳と7歳の女児に晴着を着せて、健やかな成長を願い神社様やお寺様にお参りする日です。

この日のために選んだ晴着姿、女の子は化粧をしてのぞむのが定番になっています。

普段のお出かけとは違う、特別な日の装い。

背伸びが大好きな女の子にとって、テンションが上がる日でもあります。

「いったい、どんなお化粧をしたらいいの?」

「うちの子は肌が弱いけれど大丈夫?」

この記事ではそんな疑問にお答えします。

肌に負担をかけない、低刺激の商品もご紹介しますので、興味がある方はぜひ、最後まで読んでくださいね。

七五三のお化粧はどうする?

7歳女児の七五三はもともと「帯解きの儀」(おびときのぎ)といわれていました。

女の子はそれまで着ていたひも付きの着物ではなく、本仕立ての着物と丸帯、化粧をして大人と同じ服装をするのが習わしです。

7歳で「大人の装い」。

現代人の感覚では「少し早いのでは?」と思いますが、童謡「赤とんぼ」には「十五で姐(ねえ)やは嫁にゆき」とあります。

数え年の十五歳で嫁いでいたのですから、7歳で大人の自覚を持たせる必要があったのかもしれませんね。

本来、七五三のお化粧は7歳の女の子だけですが、今では3歳の女児にもちょっとした化粧を施すことがあります。

顔映りがいいですし、記念写真の撮影を考えての傾向と思われます。

七五三 メイクのポイント

では、七五三メイクの注意点を見ていきましょう。

  • メイクはほんのりナチュラルメイク
  • 肌に優しい化粧品を選ぶ
  • 肌によい成分配合より、重要なのは落としやすさ

メイクはほんのりナチュラルメイク

女の子はママの真似が大好き。(笑)

「今日はメイクをしてあげる」というとマスカラ、アイシャドウ、派手な口紅などを要求することも。

親御さんとしてはお子さんをよろこばせたくて、つい派手なお化粧を施してしまう方がいらっしゃるかもしれません。

ですが、これはNG。

メイクの色は着物に合わせ、上品なナチュラルメイクが基本です。

子供の肌はすきとおってみずみずしいもの。

薄化粧に口紅、目元にちょっぴり色を添えるだけで化粧映えします。

7歳の女の子はベースメイク、眉、口紅で整えましょう。

こちらも目元に少し紅を指すと和服が引き立ちます。

アクセントになりますし、「魔除け」の意味があるので子供の健やかな成長を願う七五三にぴったりです。

肌に優しい化粧品を選ぶ

小さなお子さんの肌はとてもデリケート。

大人向けの市販品では化粧かぶれを起こしてしまう危険があります。

低刺激・無香料の製品が安心です。

おすすめは、肌にトラブルを持っている人でも使える、製薬会社から販売されているもの。

皮膚科、調剤薬局のカウンターで扱っている商品が無難ですね。

保湿化粧水をたっぷり塗った後に、下地クリームを使いましょう。

乾燥肌のお子様にはワセリンを使うのもあり。

サンホワイト、サンホワイトシルキーなどの高品質ワセリンは伸びがよく、ワセリン特有のべたつきがありません。

顔に薄い膜を作り、皮膚を保護してくれます。

肌によい成分配合よりも、落としやすいものを選ぶ

水気を含み、弾力のある子どもの肌。

ヒアルロン酸、コラーゲン配合の商品を使う必要はありません。

重要なのは化粧品の有効成分ではなく、「落としやすさ」です。

化粧品は落とすときに最も肌に負担がかかるもの。

せっけんで落とせる商品がおすすめです。

NOVのパウダリーファンデーション、各社のミネラルファンデーションは肌に優しく、せっけんで落ちるものが多く見受けられます。

大人とは違い、お宮参り・写真撮影の間だけきれいにメイクしていればOK。

肌トラブルを起こしにくいものを選んでおきましょう。

まとめ

七五三のメイクのポイントは、以下の3点。

  • ほんのりナチュラルメイク
  • 肌に優しい化粧品
  • せっけんで落とせる化粧品

着物の色に合わせて、上品に仕上げてあげましょう。

目元に赤い色を添えるのは「魔除け」の意味があります。

京都の舞妓さんみたいでかわいらしいですよね。

お嬢さんの成長を願う晴れの日。

肌トラブルの心配がない化粧品を選んで楽しんでくださいね。

 

 

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