夏、洗濯物は何時間で乾く?部屋干し派の対策を解説【工夫が大切】

田舎暮らし

連日の猛暑で、衣類は汗びっしょり。

洗濯物が増える夏は、大忙しですよね。

洗濯機を回して、洗濯物を干して、取り込んで。

普段はせわしなく手を動かしていますが、ふと考えることがありますよね。

「夏は洗濯物が早く乾く」

「冬の半分くらいの時間でいいかも」

この記事では夏、洗濯物が乾く時間や理由があって部屋干ししている方に向けた工夫について紹介したいと思います。

夏、洗濯物が乾く時間は2〜3時間

住んでいる地域や気候、その日の天気によりますが、夏に洗濯物を干すと2〜3時間で乾くとされています。

春・秋が5〜6時間、冬が6時間前後ですから、夏は圧倒的に早く乾きますね。

この数字は湿度が低く、風通しのよい屋外に干した場合。

場所によっては時間がかかるところもあります。

夏の部屋干し、問題点は湿度の上昇

生活スタイルやマンションの規約、住んでいる地域の大気汚染、アレルギーなど様々な理由で一年を通じて部屋干しの方も多いかと思います。

部屋干しでも、夏は洗濯物が早く乾きますね。

冬が8〜10時間かかるとすると半分の時間で乾きます。

さて、夏の部屋干しには問題点があります。

それは湿度の上昇。

エアコンで空気が乾くから、洗濯物で湿度が上がっても関係ない?

そうともいえません。

湿度が上がると以下の問題が出てきます。

  • ダニ・カビの発生
  • 洗濯物のニオイ

高温多湿でダニ・カビが発生しやすい季節。

悪条件が重なって、爆発的に増加する危険があります。

また、洗濯物を室内で長い時間干すとモラクセラ菌が増加。

イヤなニオイの原因になります。

モラクセラ菌は「環境菌」と呼ばれ、私たちが生活するあらゆる場所に存在しています。

この菌自体にニオイはありませんが、人間の汗・皮脂を分解して分解臭を出します。

これが洗濯物の生乾き臭といわれるもの。

高熱に弱く80度以上で死滅するため、衣類乾燥機を使用すればゼロにできます。

ですが、電気代や乾燥機を回すときの室温上昇を考えると毎日の使用は厳しいかもしれません。

夏の部屋干し方法

夏の部屋干しはバスルーム&除湿機

では、これらの問題点を解決する方法はあるのでしょうか?

答えは夏の部屋干しはバスルームで除湿機を使う、です。

浴室はダニが発生する危険がありません。

また、入浴後に除湿機を使って洗濯物を乾かせば浴室全体も乾燥するので一石二鳥ですね。

浴室についている乾燥機能は使わないの?

そんな疑問の声が聞こえてきそうですね。

浴室乾燥機能は電気代の高さがネック。

省エネタイプの除湿機を使うと1時間7円ほどですが、浴室乾燥機は47円前後。

浴室乾燥機を使うと電気代は7倍近くかかるのです。

「チリも積もれば山となる」

毎日の洗濯にこれだけのお金はかけられませんよね。

ちなみに除湿機は

  • コンプレッサー方式
  • デシカント方式
  • ハイブリッド方式

この3種類があります。

お住いの地方によって向き不向きがありますが、電気代が安いのはコンプレッサー方式とハイブリッド方式です。

夏の部屋干し その他の工夫

なるべく早く乾かすために気をつけたいのが脱水時間。

おしゃれ着は衣類を傷めず、しわになりにくい短時間脱水がおすすめですが、毎日の洗濯物には8〜9分くらいが最適です。

衣類から水気をしぼれば、それだけ早く乾きます。

また、干すときにも一工夫。

洗濯物同士が重ならないように、なるべく離して干しましょう。

風通しがよくなり、乾燥時間の短縮に役立ちます。

まとめ

夏の洗濯物が乾く時間は2〜3時間。

部屋干しは湿度が上昇し、ダニ・カビが増加する危険があります。

浴室に干し、除湿機を使いましょう。

浴室乾燥機は電気代が高いのでNG。

脱水時間を長めにし、隙間を開けて干すことで乾燥時間は短くなります。

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