夏にカレーを食べたくなるのはなぜ?【理由とカレーに秘められたパワーを解説】

カレーライス グルメ

夏になるとそうめんや盛岡冷麺と並んで食べたくなるのがカレー。

うまみが凝縮された、スパイシーなルーとごはんの組み合わせは鉄板です。

夏にどうして熱いものを?と思いますが、食が進むのは事実ですよね。

調べていくと、夏にカレーが好まれる理由はスパイスと食材にありました。

この記事ではカレーに秘められたパワーと、上手な活用方法、傷みやすいカレーを上手に保存する方法について解説したいと思います。

 

夏にカレーがおいしい理由 スパイスが食欲を刺激

食欲が落ちる夏でもカレーなら食べられるという方は多いと思います。

その理由はスパイス。

カレーに使われているスパイスには以下の作用があります。

  • 食欲促進
  • 消化促進
  • 健胃作用
  • 発汗作用

私たちが調理に使う「カレー粉」。

実は多種多様な香辛料を配合して作られたミックススパイスです。

販売元によって使用される香辛料の種類や配合比率は異なりますが、よく使われているのは次のようなもの。

  • ターメリック
  • クミン
  • オールスパイス
  • コリアンダー
  • にんにく
  • とうがらし
  • しょうが

それぞれの効能を見ていきましょう。

ターメリック

別名「ウコン」。カレー特有の色を出すスパイス。肝臓に良いとされ、二日酔い対策サプリやドリンクが販売されているほど。

クミン

セリ科の一年草。健胃作用があります。

オールスパイス

シナモン・クローブなどの香味をあわせ持つと言われている香辛料。炎症を抑える働きがあります。

コリアンダー

別名「パクチー」。健胃作用があります。

にんにく

疲労回復、代謝促進

とうがらし

食欲増進、血行促進、発汗作用、疲労回復効果があるとされています。

しょうが

食欲促進、消化促進、血行促進、また体の熱を取る働きがあります。

 

調べて納得。

カレーには食欲を増すスパイスがたくさん入っているため、夏でも食べられるのですね。

また、体の熱を取ってくれるのですから、まさに夏向きの料理。

スパイスはその昔、薬として使われてきた過去があるもの。

過度な期待は禁物ですが、上手に活用していきたいですよね。

 

夏のカレーをさらにパワーアップ!豚肉と夏野菜を活用

夏にぴったりの料理であるカレー。

せっかくですから、使う食材にこだわってさらにパワーアップさせましょう。

豚肉はビタミンB1を含む夏バテ対策に適した食材です。

カレーとの相性も抜群。

夏にはビーフカレーやチキンカレーではなく、ポークカレーが向いています。

また、夏野菜の代表であるオクラは冷たい飲み物やアイスクリームで疲れた胃を守ってくれます。

塩でもみ、さっと湯がき、カレーのトッピングにするのもいいですね。

かぼちゃ、なす、オクラなど夏野菜は煮くずれしやすいもの。

短時間で加熱して「後のせ」すると味も見栄えもいいですよ。

 

夏のカレー 傷む前に上手に冷凍

夏は食品がすぐに腐る季節です。

加熱した料理も例外ではありません。

素早く冷凍保存しましょう。

出来立てのカレーはその日に食べる分をとりわけたら、水を張った洗い桶に鍋ごと入れて熱を取りましょう。

こうすることによって短時間でカレーが冷却。

すぐにフリーザーバッグに詰め、冷凍庫で保存できます。

「いかに室温で放置する時間を短縮するか」

夏は、これを頭に入れておきましょう。

冷凍したカレーは2週間以内に食べきってしまうのがおすすめ。

家庭用冷凍庫の温度は最低温度が-18度程度。

業務用冷凍庫とは異なり、食品が劣化してしまう温度です。

早めに使い切りましょう。

カレーうどんにしたり、トーストにのせたり、ナンと一緒に食べたり。

いろいろな楽しみ方ができるのがカレーのいいところですよね。

 

まとめ

食欲が落ちた夏でもおいしく食べられるカレー。

その秘密は複雑に配合されたスパイスの効能にありました。

夏には豚肉や色とりどりの夏野菜を組み合わせてさらにパワーアップさせましょう。

作ったカレーは早めに冷凍。

2週間以内に食べきりましょうね。

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