大相撲名古屋場所8日目に起きた「まわし待った」騒動で話題になった立行司の式守伊之助。
ネット上ではこの判断に様々な意見があり、それとともに式守伊之助という名を知ったという方もいるのではないでしょうか?
この大相撲での立行司といえば、基本的に年功序列で、定年は65歳といわれてます。
立行司は式守伊之助と木村庄之助が知られてますが、この二人についてどちらが上なの?と気になった方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は『式守伊之助と木村庄之助はどっちが上?年収や評判など徹底調査!』としてご紹介していきたいと思います。
式守伊之助と木村庄之助はどっちが上なの?違いを調査!
大相撲ファンにとって力士だけでなく行司についても『式守伊之助』と『木村庄之助』という言葉を聞いたことある方は多いのではないでしょうか?
結びの一番で「まわし待った」 立行司が相撲止める 名古屋場所https://t.co/MDMkalVrpG
攻防の激しい相撲となり、一方のまわしが緩んだため、立行司の式守伊之助が相撲を止めました。館内からはどよめきも。
— 毎日新聞 (@mainichi) July 17, 2022
一見、名前のような感じがしますがこの2つは地位の名称であり、人名ではありません!
では両者の違いはなんなのか?どちらが上なのか?というところですが…
行司としてのランクが異なる
ということになり、木村庄之助は行司の最高位にあたり、式守伊之助はその次のランクになります。
2022年7月現在、木村庄之助は空位で7年以上も空いたままです。
本来ならば、木村庄之助が空位になった際には、式守伊之助が次の木村庄之助に昇格するという仕組みになっています。
相撲の木村庄之助は37代までいて、現在は空位。式守伊之助は40代目で現役、40代目は大阪岸和田市出身。式守伊之助の襲名者が次代の木村庄之助になるシステム。
— ベニスズメ (@BennySuzume) August 25, 2017
しかし、現在41代目式守伊之助を襲名してる高田川部屋所属の今岡英樹さんですが、今回騒動になった判断を含め、土俵上でのたびたびの差し違えなどから、現在も木村庄之助に昇進が認められてないという状況です。
実はこの式守伊之助に関しては、先代である40代目式守伊之助も度重なる失態やスキャンダルなどで木村庄之助に昇進できないまま2018年5月に退職しています。
【協会 式守伊之助に異例の厳罰】若手行司にセクハラ行為をした式守伊之助に対し、相撲協会は辞職願を預かった上で3場所出場停止の処分を科した。最悪の時期の不祥事で、懲戒を受けた上で退職させられるという厳罰に。 https://t.co/nD0IMdSjfL
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) January 13, 2018
36代目木村庄之助を務めた山崎敏廣さんは当時行司の最高位出会った木村庄之助を務めてた際の心構えとしてこのように話されてます。
「私の場合は日ごろから歩きました。暇があれば、腹筋やスクワットもしました。深酒もせず、食生活も気をつける。自分との闘いですね」
引用元:Yahoo!ニュース
山崎さんのこのような言葉からも木村庄之助のみならず、式守伊之助としても行司として大相撲のなかでも、スピードが速い番付最上位の取組を裁かなければいけない立場として日々の意識が大切なのがわかりますよね。
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それでは立行司である式守伊之助の給料についても迫ってみたいと思います。
式守伊之助の給料はどれくらい?
式守伊之助の給料ですが、こちらのNEWSポストセブンによると年収は1300~1500万とのことです。
「本給は階級が上がるたびに昇給し、幕下行司で10万円ほど、立行司で40万~50万円。手当は勤務評価等で変動しますが、30代で十枚目行司になると年収600万円を超え、立行司で1300万~1500万円といわれています」
引用元:NEWSポストセブン
また、行司には、式守伊之助や木村庄之助などの立行司を頂点に三役行司、幕内行司といった8つの“階級”があります。
この階級は昇進するごとにその衣装も豪華になるといわれており、その華やかな装束に対しても、協会から装束補助費として立行司で場所毎に約5万円が支給されるんだそうです。
行司の給料は、本給、装束補助費、手当ともいわれていて、入門したばかりの序ノ口行司の初任給は、本給1万4000円と手当12万6000円であわせて月14万円程だといわれてます。
立行司になると、それだけ責任感なども伴いますが、給料や年収も桁違いだということがわかりますね。
41代目式守伊之助の評判は?
今回の大相撲名古屋場所で時の人となった41代目の式守伊之助。
その評判などについてネット上での声をみてみるとこのような評判や評価がありました。
照ノ富士と若元春の取組で行司の式守伊之助が、相撲が動いている途中で廻し待ったをかけるという「前代未聞の大失態(舞の海)」をやらかす。立行司が脇差を帯びて土俵に上がるのは何のためだ。 #大相撲
— 賀天外香内 (@gatengaikanai) July 17, 2022
舞の海さんのおっしゃる通り、
式守伊之助の大失態やと思う…。
若元春関は横綱相手に大健闘、
あれがなければ金星もあり得た。— Ryutaro@生涯どらふぁん (@2doraryu2) July 17, 2022
式守伊之助の失態。平6春にも同じケースがあった。立行司昇格レースの最中。当時の出羽海理事長は激怒し勘太夫の昇格はなくなった。24代伊之助は待ったの際の飛び込み方やその後の動作も見事だった。水入りや廻し待った自体減り行司間で講習をやるべきだろう。#大相撲https://t.co/fTJtNCFfhc
— 綾瀬川 ~相撲愛好家・自称相撲史探索人~ (@ayasegainosuke) July 17, 2022
NHKでテレビ解説を務めた舞の海秀平氏(54)=元小結=は、「厳しいようですけど、行司の大失態といわれても仕方がないですね。若元春は再開した時点で疲れ果ててましたよね」と指摘していた。
引用元:サンスポ
元小結の舞の海秀平さんからも今回の件でコメントをだされてますが、41代目式守伊之助として今後、その評価を取り戻せるのか見守りたいですね。
式守伊之助と木村庄之助の違いやどちらが上? まとめ
今回は『式守伊之助と木村庄之助はどっちが上?年収や評判など徹底調査!』としてご紹介しました。
式守伊之助と木村庄之助だと木村庄之助のほうが最高位であり上であるということが判明しましたが、7年もの間空位ということで大相撲ファンの方々にとっては寂しい気もあると思います。
式守伊之助が昇進することにより木村庄之助となることが判明したことも含め、41代目の式守伊之助が今後どのような活躍や進展があるのか?
その動向を見守りたいと思います。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。