災害大国日本。
地震や土砂災害のニュースは普段からよく耳にします。
夏になると毎年頭を痛めるのが台風による災害です。
近年、台風はよく進路を変えますので、「ここなら安心」といえる場所はありません。
万全な対策を行いたいですね。
ある意識調査によると、台風の備えをしている人は全体の5割だとか。
「備えあれば憂いなし」。
私たちは家族のために、準備している方の5割でありたいものですね。
この記事では台風に備えて常備しておきたいものを「食べ物」に特化して解説したいと思います。
筆者は九州生まれの九州育ち。
毎年、大雨や台風の被害に遭ってきました。
台風による停電・断水は何度も経験しています。
実体験をふまえて、本当に役に立ったものをご紹介したいと思います。
よろしかったら、参考にしてください。
台風の時に備えておきたいグッズ 食べ物関連
台風・災害のために備えておきたいのは以下のものです。
- 水 1人当たり1日2リットル
- 紙コップ・紙皿・割りばし・使い捨てフォーク・スプーン・ストロー
- ウエットティッシュ
- ガスコンロ・ガスボンベ
- 大きめのクーラー・保冷剤
- ゴミ袋
ミネラルウォーターは安い時に箱買いしておきましょう。
味にこだわりがなければ2リットル入りで80円程度の商品がありますよ。
購入時には消費期限のチェックを忘れずに。
なるべく長期保存できるものを選びましょう。
紙コップ・紙皿などは断水した時に便利です。
ウエットティッシュは手や食卓をふくのに使います。
ガスコンロ・ガスボンベは冬の鍋料理に使うものでOK。
ガスボンベは少し多めに準備しておきましょう。
クーラーと保冷剤は停電した時に使います。
冷蔵庫はひんぱんに開けなければ、1日くらい冷気を保てるものです。
よく使うお水・麦茶・作り置きのお惣菜などはクーラーに入れておくといいですよ。
保冷剤は釣具屋に売っているクーラーボックス用で、大きめのものがおすすめ。
クーラーの底に敷いても安定しているため、保存容器・食品をしまいやすく便利です。
長時間保冷できるとうたっている商品が多いですが、実際に使ってみると夏場は6〜8時間で溶けます。
性能よりも大きさと個数が重要ですね。
台風の時に備えておきたい食料品
- チョコレート・キャラメル・ようかん・乾パン
- インスタント食品
- 缶詰
- 米・ふりかけ
- ティーバッグ(緑茶・番茶・紅茶など)
- そのまま食べられる野菜(トマト・きゅうり・キャベツ)
災害時に必要なものは長期保存できる高栄養の食品。
登山家が山に持参するものをイメージするといいですね。
インスタント食品はカップ麺・カップみそ汁など。
台風など、被害があっても数日で復旧が予測される場合には火を使わずに食べられる野菜があると安心です。
ただし、健康上の理由からチョコレートやキャラメル、インスタント食品を避けている方は多いものです。
そんな方にはこちらがおすすめ。
- 市販の乾パン→くろがね堅パン
- カップ麺→自然食品のインスタント麺・干し芋・干し米
- チョコレート・キャラメル→沖縄の黒糖
市販の乾パンにはトランス脂肪が含まれていますが、くろがね堅パンは小麦粉と水、加藤練乳で練り上げた保存食。
とても固いクッキーを想像してください。
本当に固いので食べる時には紅茶・ミルクなどの水分に浸してくださいね。
チョコレート・キャラメルは沖縄の黒糖に置き換えればヘルシーです。
わが家は防災対策に特化した食料品は常備していません。
例えば、パンの缶詰、アルファ米、水でもどる餅、長期保存できるクラッカーなどですね。
お値段が高いことと結局、使わないことが理由です。
災害が起きず、賞味期限が来た時に家族が誰も食べたがらないんです。
結果、何度か廃棄処分しているうちにもったいないからやめました。
ガスコンロ・鍋・水・米があれば炊飯はできます。
やかんでお湯を沸かすこともできるのでインスタント麺・みそ汁で事足りますね。
これでも、非常時に困ったことはありません。
もしも、火が使えない状況に陥ったら?
インスタント麺は油あげ麺を選んでおけば、水で戻ります。
冷やしラーメンのように食べられる、と自衛隊のSNSで紹介されていました。
実際に試してみたところ、時間はかかりますがおいしかったですよ。
塩ラーメンが食べやすいですね。
お湯でゆでる場合は3分ほどですが、水で戻す際は15分です。
意外とおいしいので、真夏の火を使いたくないときなどに試してみてください。
まとめ
余計なお金を使わなくても、防災用の食料をそろえることは可能です。
災害にはしっかりと備えておきましょう!