毎日料理や献立に使うことも多い食材『卵』。
購入するときは大体2〜3週間ほど期限がある卵。
でも油断してると冷蔵庫にそのまま入れたまま1ヶ月過ぎてたなんてことがあったりしませんか？
パックから冷蔵庫の卵ケースに移して保管しておくと、見た目の変化がわからず賞味期限切れしてるかわかりにくい卵。
そんな賞味期限切れ1ヶ月の卵は加熱レシピにしたら大丈夫なのか？
そもそも賞味期限切れはいつまでなら大丈夫なのかも気になりますよね。
そこで今回は『卵の賞味期限切れ1ヶ月が冷蔵庫に！加熱レシピやいつまで平気？』としてご紹介していきたいと思います。
賞味期限切れ1ヶ月の卵は大丈夫？
結論からいうと賞味期限切れ1ヶ月の卵でも加熱すれば大丈夫だそうです！
賞味期限切れ卵でも
加熱で食べれる！
卵の賞味期限とは『生食で食べれる目安』。
冷蔵庫でしっかり保管されてれば1ヶ月過ぎても加熱すれば食べれるとのことです。
しかし、賞味期限が過ぎてしまった卵は、できるだけ早く加熱調理をして食べるのが安心ですね(^^)
卵は菌に対して強い性質があり、常温で２か月冷蔵庫で４か月はもつという研究結果も
引用元:https://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20160518/index.html
という専門家の方の研究結果もあるようですが、そもそも卵は殻のおかげで菌に強いんだそう。
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しかし、基本的には加熱にしても賞味期限切れ後2週間以内には食べる。
賞味期限切れ後は生食では食べないことが食中毒を防ぐためにも意識したほうがよいのかもしれません。
卵によって賞味期限が違うのはなぜ？
卵を購入するとき、卵のメーカーや季節などによって1週間〜3週間と全然違いますよね！
卵の賞味期限の判断基準ですが、『サルモネラ菌の増殖の変化』によって決まるんだそう。
Ｑ１ 卵の賞味期限はどれくらいですか？
Ａ：時期により異なりますが、卵の賞味期限は安心して「生食」できる期限を表示しています。サルモネラ菌の増殖が起こらない期間は卵の保存温度によって決まります。英国のハンフリー博士の研究に基づいて算出され、家庭で冷蔵保存する７日間を加えたものです。夏期（7～9月）が産卵後16日以内、春秋期（4～6月、10～11月）が産卵後25日以内、冬季（12～3月）が産卵後57日以内とされています。実状はパック事業者と量販店、バイヤーの話し合いで決めておりパック後２週間（14日）程度を年間を通して賞味期限としている所が多いようです。
引用元:日本卵業界ホームページ
このため季節でいうと、夏のほうが冬より賞味期限が短くなるようですね(^^)
また卵の賞味期限とはサルモネラ菌の影響がほぼなく、生食で安心して食べれる目安。
卵のサルモネラ菌の汚染率は極めて低いといわれてます。
万が一汚染されても、一定期間は卵内の殺菌酵素の働きにより菌が増殖しにくいそうです。
しかし時間が経つと、卵の鮮度が落ちると、殺菌酵素の働きが落ちて、菌も増殖し始めます。
卵の賞味期限は、私たちが安心して食べれるように季節ごとに変えて設定されてるんですね♪
卵の適切な保管方法は？
卵はとてもデリケートな食材。
適切な保管方法のポイントは下記の通りです。
- 卵パックのまま冷蔵庫で保管
- ドアポケットではなく冷蔵庫の奥に入れる
- 卵の尖ったほうが下向き
購入後は冷蔵庫での保管をするようにしましょうね(^^)
…あれ？スーパーだと常温じゃない？と思う方もいるかもしれません。
殻が中身を守ってくれてますが、気温や湿度の変化が大きいと卵の表面に結露ができてしまいます…
結露ができると、殻の表面にある気孔という小さな穴から菌が入りやすくなるんだそう。
それにより卵が傷みやすくなってしまいます。
スーパーなどでは、気温や湿度の差を少なくするために常温で販売されていることが多いそうです。
常温とはいえ、スーパーだと店内の温度などはある程度年間通じて適温に保たれてますよね♪
そして卵は直射日光や、高温多湿な場所も苦手です。
特に夏は温度や湿度が高いので、購入したらなるべく早く冷蔵庫に入れてくださいね。
また卵パックから冷蔵庫の専用卵ポケットにおくとサルモネラ菌など雑菌が付着するおそれもありますので、パックのままがオススメだそうです。
尖った端の方が衝撃に強く、卵の中身を安定させられるので尖ったほうを下向きに。
そしえ、温度変化や振動を受けやすいドアポケットではなく、冷蔵庫の奥で保管しましょうね。
加熱後の卵は早めに食べる
賞味期限切れした卵は加熱で食べれるとご紹介しました。
なんとなく、食材って火を通すと加熱殺菌で大丈夫なイメージがありませんか？
しかし！！卵の場合は少し異なります。
調理後の卵料理は、なるべく早めに食べるようにしてください。
調理された料理なども季節や常温で置いておくと雑菌や食中毒になる恐れがあります。
調理後、すぐに食べきれない場合は冷蔵庫で保管して、再加熱後は当日中に食べてくださいね。
そして、サルモネラ菌対策のためにも、中心温度70℃以上で1分以上加熱すると菌を死滅させることができるのでしっかり火を通すのをお忘れなく(^_-)-☆
ヒビ割れやこんな状態は注意！
賞味期限切れしたあとの卵を食べる際にもしこんな状態なら食べないか、気をつけてくださいね。
- ヒビ割れ
- 変色
- 匂いが硫黄臭
- 白身がピンクや緑
卵は、ヒビが入ると中身が空気に触れやすくなり雑菌が繁殖しやすい状態になります。
ヒビが入った卵は、生で食べることは控えた方が安心です。
加熱でも、ヒビが入ってから1～2日以内には食べるようにしてくださいね。
また、卵の見た目や匂いの変化にも気をつけましょう♪
硫黄臭がしたり卵黄・卵白ともに黒く変色していたら食べないこと。
割ったときに卵黄と卵白が混ざってたり、卵黄が崩れてしまうのも食べるのは控えるようにしてくださいね。
ちなみに購入後、パックから移すと賞味期限を忘れてしまった…
というときには購入日から10〜17日が賞味期限の目安になります。
鮮度は卵を水に沈めてチェックできる
水を張ったボウルに生卵を殻のまま沈めてみると鮮度チェックができるそうです！
- 鮮度の高い卵・・・横向きに転がって沈む
- 古くなった卵・・・丸い方の端が浮き上がり、縦向きで沈む
時間の経過で、卵の中の水分が少なくなることでこのようになるそうです。
立った状態で沈んだ卵は生食を控えて、加熱して食べるようにしてくださいね(^^)
完全に水に浮いてしまった卵は、念のため食べるのを控えた方が安心かもしれません(^_^;)
家族全員大好物！オススメ卵加熱レシピ
わが家も家族全員卵大好き！
卵を使った加熱レシピをご紹介しますね♪
卵焼き
◆材料
- 卵3個
- みりん
- しょうゆ
- 砂糖
- 片栗粉
◆作り方
材料をすべて混ぜて卵液を3度にわけて焼いていく。
片栗粉を少しいれることで破れにくくなりますよ！
めんつゆで簡単！煮卵
◆材料
- 卵
- めんつゆ
◆作り方
固茹でした卵の殻をむき、ジップロックに入れたら、めんつゆをひたひたに入れて一晩。
どちらもお弁当のおかずや朝ごはんなどに大活躍なのでぜひお試ししてみてくださいね(^^)
この他にも卵消費メニューとしてキッシュやパウンドケーキなどにもオススメですよ！
ちなみに温泉卵や半熟卵は加熱が十分ではないので気をつけてくださいね(>_<)
まとめ
今回は『卵の賞味期限切れ1ヶ月が冷蔵庫に！加熱レシピやいつまで平気？』としてご紹介しました。
加熱すれば1ヶ月過ぎたものでも大丈夫だと判明した卵の賞味期限切れに関することでしたが、あくまでも賞味期限内で食べるのを前提で購入してくださいねっ♪
また保存も冷蔵庫できちんと保管することで、美味しく食べられるとのこと。
美味しいレシピやこだわりの卵などで、毎日の食卓に欠かせない卵料理を楽しんでくださいね。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
